DS218+での仮想マシンについて。
前回はVirtual Machine Managerで仮想マシンを作り、インストールするOSのISOイメージをマウントするところまで書きました。今回はその続きを記載します。OSのインストール方法についてはこの記事では割愛します。それぞれのOSのインストール手順に従ってください。
仮想マシンの電源ON
仮想マシンの管理権限があるユーザでDiscStationにログオンします。
Virtual Machine Manager の「仮想マシン」タブから「編集」をクリック。OSをセットアップ(ディスクイメージからブート)する場合はブートの項目を「DVD/CD-ROM」に、インストール済のOSを立ち上げる場合は「仮想ディスク」にします。
同じ「仮想マシン」タブの「電源オン」をクリックすると仮想マシンが起動します。
仮想マシンに接続
ブートアップした仮想マシンにはnoVNCを使って接続します。(OSがWindowsのProfessionalエディションの場合は、セットアップ後にリモートデスクトップ接続することも可能です。)
仮想マシンの管理者権限のあるユーザでDiscStationにログインし、「仮想マシン」のタブから「接続」ボタンをクリックします。
新しいウインドウが開き、Webブラウザ内に仮想マシンの画面が表示されます。
後は、この画面から直接マウスとキーボードで操作が可能です。
OSのセットアップ作業もこの画面で行います。
終了と再起動
終了や再起動はVirtual Machine Manager か 仮想マシンから操作します。
Virtual Machine Managerから操作
VirtualMachineManagerを開き「仮想マシン」のタグから「シャットダウン」を選ぶと仮想マシンの電源を切ることができます。再起動の場合は「再起動」を選択します。
「強制シャットダウン」は仮想マシンが応答しなくなった場合など緊急時のみに使用します。
仮想マシンからの操作
仮想マシンに接続してからOSの操作でもシャットダウンや再起動が可能です。